
目次
- 1 着付けの料金相場はいくら?種類別に比較
- 2 着付け料金に含まれるものと追加費用
- 3 なぜ料金に差があるの?価格の違いの理由
- 4 着物に合わせる帯・小物・髪型のマナー
- 5 卒業式袴の着付けを安くする方法
- 6 失敗しない着付けサービスの選び方
- 7 着付けに関するよくある質問(FAQ)
- 8 卒業式袴専門店ハカマエイトなら袴レンタルと着付けがセットでお得!
- 9 まとめ
卒業式や成人式など、特別な一日を迎えるときに欠かせないのが「着付け」です。
しかし「袴や振袖の着付け料金っていくらぐらい?」「美容室や会場で頼むと金額は違うの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、袴や振袖の着付け料金相場を種類別に比較し、料金の内訳や追加費用、安くするコツまで丁寧にご紹介します。
卒業式袴をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
着付けの料金相場はいくら?種類別に比較
着付けの料金は、着物の種類や帯結びの難易度によって大きく異なります。
ここでは代表的な着物ごとの相場をご紹介します。
卒業式に着る袴の着付け相場
卒業式で多く選ばれる「袴」の着付けは、腰の位置でしっかりと帯を結び、その上から袴を重ねる比較的シンプルな方法です。
そのため相場は5,000〜9,000円程度とされています。
成人式で着る振袖の着付け相場
一方、成人式に用いられる「振袖」は、豪華で立体的な帯結びが多く、仕上げに高度な技術と時間を必要とします。
そのため料金は8,000〜15,000円ほどと、着物の中でも高めの設定です。
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結婚式の参列時に着る訪問着や留袖
結婚式などフォーマルな場で着用される「訪問着」や「留袖」は、6,000〜10,000円前後が目安です。
夏祭りや花火大会で着る「浴衣」
夏祭りや花火大会で人気の「浴衣」は、最も手軽で2,000〜4,000円程度とリーズナブル。
帯の形も簡単で、短時間で仕上がるのが魅力です。
着付け料金に含まれるものと追加費用
着付けの料金と聞くと「着物の上から帯を結んでもらうだけ」と思われがちですが、実際にはさまざまな工程やサポートが含まれています。
ここでは、基本料金に含まれる内容と、追加費用が発生するケースを整理してご紹介します。
基本料金に含まれるもの
卒業式の袴や成人式の振袖を着る際には、まず着物の下に肌着や長襦袢を身につけます。
これらを体に沿わせ、腰ひもや伊達締め、コーリンベルトなどを使ってしっかり固定するのが最初の工程です。
その上から着物を着付け、卒業式の袴の場合は半幅帯を結び、最後に袴を重ねて袴紐を整えます。
成人式の振袖では袋帯を用い、華やかな帯結びに仕上げていきます。
帯結びの完成後は全体のシルエットを確認し、着崩れを防ぐための最終調整を行います。
こうした一連の流れが、基本の着付け料金に含まれています。
追加料金がかかるケース
一方で、基本料金だけでは収まらず、以下のような状況では追加費用が発生することがあります。
早朝料金
卒業式や成人式は午前中に始まるため、支度が早朝5時台から行われることも珍しくありません。
通常営業時間外の対応には、1,000〜3,000円ほどの早朝料金が加算されます。
出張着付け
自宅やホテルで着付けを依頼する場合、着付け師が道具を持参して訪問するため、交通費や移動時間が料金に反映されます。
相場は2,000〜5,000円程度です。
ヘアセット
着物姿に欠かせないヘアセットは別料金となる場合が多く、シニヨンや編み込みなどのヘアセットで4,000〜6,000円ほどが目安です。
小物不足による購入・レンタル
腰ひもや帯板などの小物を忘れてしまった場合は、その場で購入やレンタルとなり、追加料金が発生します。
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なぜ料金に差があるの?価格の違いの理由
着付けの料金は一律ではなく、依頼する着物の種類や仕上げ方、サービスの内容によって大きく変わります。
「同じ着付けなのに、どうして金額に差があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、代表的な理由をご紹介します。
着物の種類と帯結びの難易度
料金の差に最も影響するのが、着物の種類と帯結びの複雑さです。
たとえば振袖の帯結びは、華やかで立体的な形に仕上げるために時間と技術を要します。
そのため相場も高めです。
一方、卒業式の袴は腰で帯を締め、その上から袴を重ねるシンプルな工程が中心。
所要時間も短く済むため、比較的リーズナブルな料金設定となっています。
サロン・個人・出張の違い
着付けをどこで依頼するかによっても価格は変わります。
美容室や着付け専門サロン
複数のスタッフが在籍しており、時間通りに進めやすいのが特徴。
料金も明朗で安心感があります。
個人の着付け師
フリーランスで活動する方に依頼すると、美容室よりも安く済む場合があります。
ただし技術や経験には差があり、依頼前に実績を確認することが大切です。
出張着付け
自宅やホテルに来てもらえる利便性がありますが、交通費や移動時間が料金に上乗せされるため、やや高額になることもあります。
所要時間とサービス範囲
料金は「どこまでを含むか」によっても異なります。
基本の着付けだけであれば比較的安価ですが、補正や小物の準備、ヘアセットとの連携まで含めると金額は上がります。
さらに、早朝対応など、オプションが加わることで最終的な料金が変動します。
着物に合わせる帯・小物・髪型のマナー
着物姿を美しく引き立てるためには、着付けそのものだけでなく、帯や小物、髪型・メイクといったトータルコーディネートも欠かせません。
ここでは卒業式袴や振袖を例に、基本的なマナーと押さえておきたいポイントをご紹介します。
帯の選び方
帯は着物の格を決める重要な要素です。
卒業式の袴には、一般的な帯より幅が狭い「半幅帯(はんはばおび)」を用います。
袴下帯とも呼ばれ、すっきりと結ぶことで袴のシルエットが際立ちます。
袴と着物の間に入るアクセントカラーとなるため、着物の柄に使われている色を差し色に選ぶと調和がとれて華やかです。
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一方、成人式の振袖では「袋帯」を使用し、立体的で豪華な帯結びに仕上げます。
袋帯は表地と裏地を袋状に仕立てた帯で、金糸や銀糸を織り込んだものは格調高く、振袖の華やかさを一層引き立てます。
帯の柄が強すぎると着物とのバランスを損ねるため、全体の色調との調和を意識することが大切です。
髪型とメイク
着物姿において、髪型とメイクは印象を大きく左右します。
卒業式袴には、編み下ろしやシニヨンなどの落ち着いたアレンジが人気。
歩いたり写真を撮ったりしても崩れにくく、清潔感のあるシルエットが好まれます。
振袖の場合は華やかさを重視し、編み込みをふんだんに使ったアップスタイルやボリューム感のあるアレンジもおすすめです。
メイクは「清潔感」と「上品さ」が基本。
派手すぎる色やラメは控えめにし、チークやリップに柔らかいピンクやコーラルを取り入れると、若々しさと華やかさを両立できます。
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卒業式袴の着付けを安くする方法
一生に一度の卒業式。
思い出に残る一日だからこそ、袴姿はしっかりと整えたいものです。
とはいえ、袴レンタルやヘアセット、写真撮影など費用がかさむのも事実。
「できるだけ着付けの費用を抑えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、卒業式袴の着付けをお得に利用するための方法をご紹介します。
レンタルとセットプランを活用する
もっとも効率的なのは、袴レンタルと着付け・ヘアセットが一緒になったセットプランを利用することです。
袴をレンタルしても、着付けやヘアを別の美容室で予約するとそれぞれに料金が発生しますが、パック料金ならトータルで数千円お得になることも。
さらに、同じ場所で一度に支度が完結するため、早朝の移動や時間調整の負担がなく安心です。
キャンペーンや学割を利用する
卒業シーズンには、早期予約割引や学割などのキャンペーンが多数展開されます。
たとえば「早割」で数千円引きになったり、友達と一緒に予約する「友割」でさらにお得になったりするケースもあります。
複数人で予約をすれば費用を抑えられるだけでなく、準備の時間から一緒に過ごせるのも魅力。
思い出作りの一環としてもおすすめです。
無料サービスをチェックする
卒業式の袴レンタル店によっては、着付けに必要な腰ひもや伊達締めといった小物類をセットで貸し出してくれる場合があります。
自分で買い揃えると意外と出費がかさむため、どこまで含まれているか事前に確認しておくことも節約につながります。
失敗しない着付けサービスの選び方
卒業式や成人式のような大切な一日は、朝からの支度がスムーズに進むかどうかで気持ちの余裕も変わります。
着付けサービスを選ぶ際には、料金の安さだけで判断せず、仕上がりやサポート体制を含めて検討することが大切です。
実績や口コミをチェックする
まず確認したいのは、そのサービスの実績や利用者の口コミです。
公式サイトに着付け例の写真や施術人数の実績が掲載されているか、GoogleレビューやSNSで評判が良いかを見てみましょう。
実際に「一日中着崩れしなかった」「スタッフの対応が丁寧だった」といった具体的な感想があると安心できます。
ハカマエイトで卒業式の袴レンタルを利用したお客様の声を見る!
ヘアセットもお願いできるか
着付けとヘアセットを別々に予約すると、移動や時間調整の手間が増えてしまいます。
特に卒業式当日の朝は時間が限られているため、一か所で着付けからヘアセットまで完結できるかどうかは大きな安心材料です。
会場や撮影との距離も考慮する
美容室やサロンの立地も見逃せません。
卒業式の会場や写真スタジオから遠いと、移動の途中で着崩れたり、時間に追われて慌ただしくなったりすることがあります。
可能であれば会場近く、あるいはレンタル店と同じ場所で支度できるサービスを選ぶと安心です。
卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」では、卒業式会場のお近くや、学校内で支度を承っているため、卒業式当日をとても便利に過ごしていただけます。
着付けに関するよくある質問(FAQ)
着付けについては「どのくらい時間がかかるの?」「必要な持ち物は?」など、多くの方が不安を感じるものです。
ここでは卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」に寄せられる、代表的なご質問をまとめました。
Q1. 卒業式の着付けはどのくらい時間がかかりますか?
A. 袴で30〜40分、振袖で60分前後が目安です。
袴は比較的シンプルな工程のため短時間で済みますが、振袖は帯結びが複雑なため1時間以上かかることもあります。
Q2. 着付けに必要な持ち物は何ですか?
A. 肌着や腰ひもなどの和装小物一式です。
忘れやすいのが腰ひもや伊達締めなどの小物類。レンタルプランに含まれる場合もあるため、事前確認がおすすめです。
卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」では、着付けに必要な小物類もセットでレンタルいただけますので安心です。
Q3. 単品で着付けを依頼するのと、セットプランではどちらがお得ですか?
A. トータルではセットプランの方がお得です。
袴レンタルと一緒に着付け・ヘアセットを申し込むと、個別に依頼するより数千円安くなるケースもあります。
さらに卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」では、卒業式会場や学校の近くに特設会場を設けているため、移動の手間なく便利にご利用いただけます。
Q4. 着付けは自宅でもお願いできますか?
A. 出張着付けに対応している店舗や着付け師なら可能です。
ただし、交通費や出張費が加算されるため、サロン利用より高額になるケースが多い点に注意しましょう。
Q5. 早朝でも対応してもらえますか?
A. 多くの店舗で可能ですが、早朝料金が加算されることがあります。
卒業式は午前中に始まるため、朝6時台からの着付けになることも。
卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」では、式典近くの特設会場をご利用いただくことで、早朝料金なしで安心してお支度が可能です。
Q6. 着付けは自分で練習すればできますか?
A.練習すれば可能ですが、プロに任せた方が安心です。
卒業式当日は長時間の着用になるため、着崩れを防ぐにはプロの技術が欠かせません。
また、成人式で着る振袖は、帯結びが高度な技術を要するため、自装は難しいと感じる方が多いです。
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Q7. 着付けの予約はいつ頃すればいいですか?
A. 卒業式の半年前から、遅くとも3か月前までに予約するのがおすすめです。
直前は混み合って希望時間が取れないことが多いため、早めのご予約が安心です。
卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」では、学校ごとに着付け会場をご用意しており、卒業式の約1か月前である2月頃までお申し込みを承っています。
卒業式袴専門店ハカマエイトなら袴レンタルと着付けがセットでお得!
卒業式当日の支度は「袴の着付け」「ヘアセット」「必要な小物の準備」と、思っている以上に多くの工程があります。
これらをすべて別々に予約すると費用も時間もかかってしまい、式典当日の朝が慌ただしくなりがちです。
卒業式袴レンタル専門店「ハカマエイト」では、袴レンタルと一緒に着付け・ヘアセットまでを一括で承っているため、追加手配の必要がなく安心。
さらに、学校や式典会場の近くに特設のお支度会場を設けているので、移動の手間がかからずとても便利です。
朝の支度もスムーズに進み、落ち着いた気持ちで卒業式に臨めます。
また、経験豊富な着付け師と美容スタッフが一人ひとりの雰囲気や着物の柄に合わせて丁寧に仕上げるので、「一日中着崩れせず快適だった」「思い描いていた通りの袴姿になれた」と多くのお客様からご好評をいただいています。
セットプランを利用すれば費用を抑えられるだけでなく、準備や移動の不安を解消し、当日を安心して迎えることができます。
まとめ
着付けの料金は着物の種類や依頼先によって幅がありますが、卒業式袴の場合は5,000〜9,000円程度が目安です。
基本料金と追加費用の内訳を理解し、セットプランやキャンペーンを活用すれば安心かつお得に利用できます。
大切な節目の日を最高の思い出にするために、自分に合った着付けサービスを選びましょう。