卒業式袴に合わせて、あなたはどんな靴を用意されますか?
卒業式の袴スタイルを完璧に仕上げるためには、適切な靴選びが欠かせません。
今回は、あなたの袴にぴったり合う靴を選ぶためのポイントをご紹介します!!
袴用の靴の種類
袴用の靴の種類はご存知ですか?
草履やブーツ、さらに、少数派ですがパンプスを選ぶ方もいらっしゃいます。
それぞれの靴の種類についてご説明していきましょう。
草履
古典的な袴スタイルに似合う靴、草履。
鼻緒の色や柄は様々なバリエーションがあるので、レンタルされた袴に合わせて統一感のあるコーディネートが可能です。
ブーツ
草履を並んで定番の袴用の靴といえばブーツ。
レトロモダンな印象で袴を着こなすことができますが、袴にブーツを合わせるスタイルは実は大正時代から見られます。
以下のお写真のように、ハイカラな着こなしができる袴用の靴になります。
パンプス
選ばれる方は少数派ですが、袴用の靴としてパンプスという選択肢もあります。
シンプルなデザインのパンプスを選ぶと、和装の雰囲気を崩さずに履きこなせます。
また、パンプスを履く時は素足ではなくストッキングや靴下を着用しましょう。
草履のメリット・デメリット
袴用の靴の種類を知ったところで、次はそれぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。
まずは草履のメリット・デメリットです。
草履のメリット①古典的で上品な雰囲気になる
草履のメリットの一つは、古典的で上品な雰囲気になれるところ。
古典柄や古典デザインの卒業式袴と相性が良く、伝統的な雰囲気にしたい方に人気の靴になります。
また和装といえば草履を履くのが基本的なマナーでもあるので、卒業式にきちんとした印象で出席したい方にもおすすめです。
草履のメリット②着脱しやすい
鼻緒に足の指を引っ掛けて履く草履は、着脱しやすいというメリットもあります。
卒業式会場へ入場する際やトイレに行く際、着脱しやすい靴だと便利ですね。
草履はたったまま着脱できるので、体を折り曲げて袴が着崩れてしまうこともありません。
草履のメリット③どんな袴にも合う
和装時に履く基本的な靴は草履のため、どんなデザインの袴にも似合うというメリットがあります。
古典デザインの卒業式袴はもちろん、レトロモダンデザインの卒業式袴でも草履のデザインを選べばとても魅力的に映ります。
草履のデメリット①歩くのに慣れていない
草履の場合は歩き慣れていないため、躓かないか不安に感じられる方もいらっしゃいます。
また、鼻緒が硬いと鼻緒ずれになり、親指と人差指の間が痛くなったり、鼻緒に沿って肌が痛くなったりすることも。そのため事前に鼻緒をほぐして小幅で歩きましょう。
卒業式袴レンタル専門店のハカマエイトで草履をレンタルされる場合は、事前に鼻緒をほぐしてあるので安心して歩いていただけます。
草履のデメリット②悪天候時に困る
草履を履く場合、雨や雪が降ると足元が汚れたり、歩きづらさを感じたりすることがデメリットになります。
そのため、卒業式当日は足袋を余分に用意しておくと、雨や雪で濡れてしまっても安心です。
また、雨の日に装着する草履カバーというものもあり、大雨が予想される場合は用意しておくとよいでしょう。
ブーツのメリット・デメリット
次はブーツのメリット・デメリットについて。
卒業式袴の靴にブーツを選ぼうか検討中の方は注目です。
ブーツのメリット①モダンな雰囲気になる
モダンでハイカラな雰囲気がでる袴×ブーツのスタイル。
和装といえば草履が一般的なため、草履を合わせると個性的な印象も与えられます。
大正ロマンを感じるハイカラな袴姿になりたい方は、矢絣柄の袴姿に編み上げブーツを合わせるとピッタリです。
ブーツのメリット②防寒対策がしやすい
防寒対策がしやすい点もブーツの大きなメリットですね。
まだ少し肌寒さを感じる3月。防寒対策を重視したい方はブーツを選びましょう。
ブーツの中でもショートブーツではなくロングブーツを選ぶとより暖かく感じられます。
ロングブーツに分類される、ふくらはぎ丈の編み上げブーツがおすすめです。
ブーツの種類についてもっと知りたい方は『卒業式袴に合うブーツの長さは?草履との比較、各メリットデメリットまとめ』をご覧ください。
ブーツのメリット③背が低い人にもおすすめ
ヒールのあるブーツを履くと、背が小さい方もスラっとした印象に見せられます。
下のお写真のように、袴の生地はアンダーバストから足首の上まで覆うため、ヒールのあるブーツや厚底ブーツを履かれると足が長く見えるのです。
ブーツのメリット④歩きやすい
普段から履き慣れている分、歩きやすいというメリットがあります。
移動が多い方や草履での歩行に不安がある方はブーツがおすすめです。
ブーツのメリット⑤悪天候時も安心
袴にブーツを合わせる場合、悪天候な日も安心して外を歩けます。
ブーツで足元が覆われているため雨や雪が降っても濡れたり汚れたりすることがありません。
3月でも雪の降る地域や、雨が多い地域の方は草履ではなくブーツを選ばれることが多いです。
ブーツのデメリット①紐が解ける可能性がある
ブーツのデメリットとして一つ目は、紐が解ける可能性があること。
編み上げタイプのブーツの場合、紐が解けると結び直さないといけませんよね。
紐を結ぶ体勢によっては袴が着崩れてしまうかもしれません。
紐が解ける可能性に不安を感じる方は、サイドがジッパーやゴムなど紐を使っていないデザインのブーツを選びましょう。
ブーツのデメリット②着脱しにくい
ブーツのデメリットとして二つ目は、着脱しにくい点があります。
編み上げタイプのブーツも、サイドがジッパーやゴムになったブーツも、草履と比べると着脱するためにひと手間かかります。
靴を着脱する機会が多いと予想される場合は、草履を選ぶのもアリです。
草履を選ぶ時のポイント
袴に草履を合わせたい、と検討中の方へ草履を選ぶ時のポイントをご紹介します。
色・柄
草履のデザインは、鼻緒の色や柄をレンタルされた卒業式袴に合わせるのがポイントです。
下のお写真の草履を見てみると、着物と同じ赤い草履を合わせています。
このように着物や袴、もしくは袴下帯の色味と草履の色を合わせることで統一感のあるコーディネートが完成します。
鼻緒の柄も草履選びの重要なポイントです。
こちらのお写真のような鼻緒にお花の刺繍が入った上品なデザインは古典デザインの袴姿にピッタリですよね。
以下のどの古典デザインの卒業式袴とも良くお似合いになるでしょう。
【左上のモデルが着用している卒業式袴を見る】
【右上のモデルが着用している卒業式袴を見る】
【左下のモデルが着用している卒業式袴を見る】
【右下のモデルが着用している卒業式袴を見る】
ですが、こちらのようなカラフルでポップな鼻緒の場合、古典デザインの卒業式袴には似合いませんよね。
草履の鼻緒と同じ以下のようなポップなデザインの卒業式袴であれば、とてもお似合いになります。
サイズ感
続いては草履のサイズ感についてです。
草履を履くと、かかと部分が1cm程はみ出るため、初めて草履を履かれた方は戸惑うこともあるでしょう。
「間違ったサイズの草履をレンタルしてしまった?」と心配になるかもしれません。
ですが和装姿は、かかとから足が少しはみ出しているほうが美しく歩けます。
というのも、草履を履く時は鼻緒に足指をかけ、つま先に重心を置いて歩くため、かかとから足がはみ出ているほうが、姿勢良く歩き続けられるからです。
ですので、レンタルした草履が少し小さく感じられても安心してご着用くださいね。
袴丈とのバランス
草履を履く時は、袴の長さに気を付けましょう。
袴丈が短いと足袋と足の境目が見えてしまうため注意しないといけません。
以下のお写真のように、くるぶしが隠れる袴丈を選ぶと安心です。
ブーツを選ぶ時のポイント
続いてはブーツを選ぶ時のポイントをご紹介します。
卒業式の袴にブーツを合わせる場合、装飾が多いデザインはカジュアルな印象が強く卒業式に相応しくありません。
卒業式にはどんなブーツだと良いのか見ていきましょう。
ブーツの種類
卒業式の袴に似合うブーツを選ぶなら、装飾が少ないシンプルなデザインがベストです。
編み上げタイプのブーツや、サイドゴアブーツなどスタイリッシュで細身の形のものを選びましょう。
色・柄
卒業式袴に合わせるなら黒い無地のブーツが一般的でしたが、近年は白やベージュのブーツも流行中です。
トレンドのくすみカラーの卒業式袴に合わせて靴も淡色系にされる方が多くいらっしゃいます。
以下のようなくすみカラーの卒業式袴をレンタルされた方でブーツを検討中ならベージュ系のお色がおすすめです。
以下のようなシックな卒業式袴をレンタルされた場合は、黒い無地のブーツの方が引き締まった印象になるのでおすすめです。
筒丈
袴レンタル店でレンタルできるブーツや、袴に合わせる一般的なブーツは、筒丈15cm以上が定番です。
15cm以上の筒丈であれば、袴の裾が捲れても素足が見えない長さになります。
近年は、くるぶしが見えるショートブーツを袴に合わせる方もいらっしゃり、筒丈について特に決まりはありません。
ただ、ニーハイブーツなど筒丈があまりに長いと、動きづらさや歩きにくさを感じるためバランスの良い長さのブーツを選びましょう。
袴の丈
袴にブーツを合わせる場合も袴の丈に注意が必要です。
編み上げタイプのブーツを履かれる場合は、編み上げのデザインを見せる着こなしにするため少し短く袴を着付けます。
そのため、レンタルする袴も1サイズ小さめを選びます。
とはいえ、全てのブーツに対して短い袴を合わせる訳ではありません。
こちらのお写真のようなショートブーツを履かれる場合は、足首が見えない着こなしにするため草履の時と同じく袴を長めに着付けます。
そのため、レンタルする袴のサイズも一つ小さいものではなく、通常サイズの袴を選びましょう。
ハカマエイトなら袴とセットで靴も揃う!
ここまでは卒業式の袴に合わせる靴についてお話いたしました。
「ブーツと草履、どちらにするかは決まったけど、そもそも袴レンタルをまだしていない!」という方におすすめなのがハカマエイトのセットプランです。
卒業式袴レンタル専門店のハカマエイトでは、着物や袴のレンタルと一緒に小物類がセットになったプランが利用できるのです。
古典デザインの卒業式袴にぴったりな和柄の草履もご用意していますし、人気の編み上げブーツのご用意もございます。
お好みのスタイルに合わせて草履・ブーツどちらか選べるため理想の袴スタイルを完成させられますよ。
【草履・ブーツが選べる!ハカマエイトの選べる小物サービスを見る】
大阪や京都、奈良、神戸に店舗を構えるハカマエイトでは、沢山の種類の着物・袴をご試着いただけます。
コーディネートに迷いが出たり、ご家族の意見が聞きたくなった時のためにぜひご家族でご来店ください。
お出かけついでに立ち寄り易い駅チカに店舗を構えております。
また、ハカマエイトでは卒業式袴を写真に残せる前撮り撮影や当日撮影のプランもご用意しています。
特に人気の前撮り撮影では、卒業式と違う着物・袴で撮影が出来るところが魅力!
気になった着物・袴が在庫切れで卒業式当日にはレンタル出来なくても、前撮り撮影でお写真に残すことが出来るのです!
一番着たかった着物・袴姿で一生残る記念写真を撮影できるなんて、とっても魅力的ですよね。
卒業式当日と違う衣裳で撮影できる前撮りが気になる方は、今すぐハカマエイトの『前撮りプラン』をチェックしましょう。
卒業式当日に一番着たい着物・袴を必ずレンタルしたい方は、できるだけお早めにご予約されることをお勧めいたします。
卒業式の袴レンタル予約は、新作を含め毎年4月から始まっています。まだ大丈夫、と思っている間に気になる着物・袴がなくなっていた……なんて残念ですよね。
卒業式を特別な袴姿で迎えたい方は、今すぐご来店いただき、気になる袴をたくさん試着してお気に入りの一着を選んでください!
まとめ
いかがでしたか?
今回は袴に似合う靴について草履とブーツのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介させていただきました。
少数派でパンプスを選ぶ方もいらっしゃいますが、あなたはどんな靴で卒業式に出席しますか?
草履やブーツを袴レンタルと一緒に予約するなら卒業式袴レンタル専門店のハカマエイトへ。