目次
「卒業式袴のサイズってどう選ぶの?」
「着物や袴のサイズ展開ってどうなっているの?」という方必見!
卒業式袴のサイズについて基本情報はもちろん、サイズの測り方や履物・年齢・利便性から着物と袴のサイズ選びについて卒業式袴専門店のハカマエイトスタッフがご説明しています。
学生最後の思い出の日になる卒業式だからこそ、ピッタリサイズの着物と袴をレンタルしてもらいたいです。
ネットレンタルで袴レンタルしたい方も、店舗で試着して袴レンタルしたい方も、ぜひご覧ください!
袴のサイズ基本情報
袴と着物のサイズ選びで重要な「裄丈(ゆきたけ)・袴丈」ってご存知ですか?
「初めて聞いた。」
「名前だけ知っているかも。」
という方のために、まずは裄丈・袴丈が何を指すのか、そして裄丈と袴丈の測り方もご説明します。
また、サイズ選びには関係が薄いですが、着物選びでポイントになる「袖丈」も一緒にご説明いたしましょう。
下の図をご覧ください。
「裄丈」は、首から手首までの長さのこと。
「袴丈」は、名前の通り袴の丈の長さ。
※袴の紐部分は「袴丈」に含まれないのでご注意ください。
「袖丈」は、着物の袖の長さのこと。
肩から袖下までの長さが袖丈になります。
袖丈の長い成人式の振袖と、振袖と比べて袖丈が短くなる二尺袖の着物があります。
卒業式の袴に合わせる着物は、二尺袖と呼ばれる76cmの袖丈の着物が一般的です。
さてそれでは、サイズ選びに関わる裄丈や袴丈をどうやって計測するのか見ていきましょう。
裄丈の測り方
裄丈は首の付け根の中心から、手首までの長さを測ります。
腕は45度斜めに伸ばした状態にしておきましょう。
袴丈の測り方
袴丈は、アンダーバストから約5cm下の位置から足首あたりまでの長さを測ります。
足首あたりまでと大まかなお伝えになりましたが、実は履物によって袴の裾をどのあたりにするのかが異なるのです。
草履の場合は、袴の丈はくるぶしまで隠れる袴丈になるように測ります。
くるぶしが見えるショートブーツやブーティを履く場合も同じくくるぶしまで隠れる袴丈になるように測りましょう。
くるぶしから15cm以上長いブーツを履く場合は足首を見せるスタイルになるため、くるぶしより3cm程度上で袴丈を測りましょう。
袴サイズの選び方と注意点
次は着物や袴のサイズ選びについてご説明します。
まずは着物と袴のサイズ展開についてお話していきましょう。
卒業式にレンタルする着物と袴のサイズ展開について
大学や専門学校の卒業式で袴を着たい学生さんは、袴レンタル店で着物や袴をレンタルされますよね。
袴レンタル店で取り扱っている着物のサイズは、ほとんどの場合フリーサイズです。
着物は左右を重ねて紐で止める着方のため、身長が150cm~170cmであれば華奢な体型の方は補正用のタオルを沢山使って、少しふくよかな体型の方は補正用タオルの枚数を減らすなど着付けの時に調整してご利用いただけます。
袴のサイズ展開について詳しくご説明すると、横のウエスト部分はフリーサイズ。
縦幅(袴丈)だけのサイズ展開になります。
サイズ表は次の通り。
履物によって、選ぶサイズが違います。
身長 | 草履使用の場合 | ブーツ使用の場合 |
---|---|---|
141cm~145cm | 2S | 3S |
146cm~150cm | S | 2S |
151cm~155cm | M | S |
156cm~160cm | L | M |
161cm~165cm | Y | L |
166cm~173cm | 2Y | Y |
ワイドサイズ(大きいサイズ)がおすすめの方
先程お話した通り着物のサイズはフリーサイズ。
袴の縦幅のみサイズが展開されています。
ただ、アンダーバストが90cm以上の方やヒップサイズが98cm以上の方は袴サイズに注意が必要です。
袴の横幅は袴紐の締め具合で調整します。
アンダーバストが大きいと袴のサイドに見える隙間が大きく開いたり、袴紐が足りなくなる可能性があります。
そんな方に向けてワイドサイズ(大きいサイズ)を用意している袴レンタル店もあります。
袴レンタル店で試着してみて、サイズ感が合わないと感じられたら大きいサイズの専門店をcheckしてみてもいいでしょう。
小学生の方が卒業式袴の着物・袴を選ぶ時
小学生の方も最近は卒業式で袴を着るのが一般的ですよね。
関西で人気の袴レンタル店、ハカマエイトでも良く小学生のお嬢様とお母様が来店されます。
ただ、袴レンタル店で取り扱っている着物や袴は多くが女子大生の方に向けた大人用サイズ。
150cm以上の身長があれば大人用に仕立てられている袴レンタル店の着物や袴で問題はありませんが、150cm未満の小学生の方は着物の肩上げが必要になります。
※肩上げはあくまで子供用に行うため、150cm未満であっても女子大生はそのまま着用される場合が多いです。
着物の肩上げってどうするの?
小学生の方で肩上げが必要な場合、裄丈を測り肩の付け根を詰めます。
袴レンタル店に来店すれば、裄丈を確認して卒業式当日までに肩上げが終わった着物を用意してもらえます。
裄丈さえ分かればネットレンタルでも肩上げをしてもらえる袴レンタル店はありますが、やはりプロに正確な長さを測定してもらった方が安心ですよね。
店舗を構えているお店で試着をして裄丈を測ってもらいましょう。
袴丈は短めが動きやすい!見た目より動きやすさを重視する場合
先程、袴丈の測り方についてご説明した内容を覚えていらっしゃいますか?
草履の時はくるぶしまで隠れる袴丈に。
ブーツの時はくるぶしより3cm程度上で、袴丈を調整するとお伝えしました。
実は、中には動きやすさを重視して草履を履く場合でも、袴丈を短めにされる方もいらっしゃいます。
卒業式当日に檀上に上がる時。
長い袴に躓かないか心配な小学生の方は、草履を履く場合でも歩きやすいように袴丈を短めにする場合もあります。
また、幼稚園や保育園の先生が袴を着る場合も同様です。
卒園式当日に走ることだってあり得るため、動きやすさを重視して短めの袴丈を希望されます。
結局は試着でピッタリのサイズを探すのがおすすめ!
ここまで、体型や年齢、卒業式当日の動きやすさなどを考慮して袴サイズのご提案をさせていただきました。
着物はフリーサイズのため、一般的な体型の大人の女性であればサイズ選びに不安はでてきませんが、小学生の方や、ふくよかな体型の方、一般的な身長に対して足が長かったり短かったりするとレンタルに不安が出てきます。
ピッタリなサイズの袴を当日に着られるよう、袴レンタル店に来店して試着するのがおすすめです。
和装の知識をしっかり持っている袴レンタル店を選んで、自分にあったサイズの着物・袴をレンタルしてください。
袴レンタルをするのは4月からと卒業式を迎えるまでに随分と時間がありますが、選んだ袴を着る日はたった一日。
かけがえのない一日を後悔することなく楽しい思い出にするために、試着は出来る限りしてもらいたいです。
卒業式袴専門店ハカマエイトならプロがアドバイス!
「卒業式袴の試着の重要性は分かったけど、どこに試着しに行こう。」とお考えの方には、卒業式袴専門店のハカマエイトがおすすめです。
卒業式当日を快適に過ごすには、適切なサイズのご案内と着付けの出来ばえが重要になってきます。
専門店だからこそ熟練の専門のスタッフが集まっているハカマエイトでは、試着や着付けに対してお客様からお喜びの声も多いです。
レトロモダンなデザインの袴が魅力のハカマエイト。
他店では見られないデザイン性の高い衣裳が多く、関西で人気の理由でもあります。
実際にレンタルできる商品を一部抜粋してみました。
人気商品のため、すぐに予約が埋まってしまう商品も多いですが、気になる商品があれば画像をクリックして詳細を見てみてください。
気になる卒業式袴はありましたか?
人気のレトロモダンデザインから、伝統的な古典柄、奇抜さを出したい方も惹かれるモダンデザインなど、様々なバリエーションの衣裳を取り揃えています。
レンタルを希望される場合はハカマエイト各店舗にご来店ください。
ネットレンタルで全国発送も承っています。
まとめ
今回は、袴サイズについてお話いたしました。
裄丈・袴丈・袖丈などサイズ測定に使う基本情報から、履物や年齢から決めるサイズの選び方。
卒業式当日のシチュエーションによっては必ずしも履物に合わせて袴サイズを選ばなくて良いことなど、卒業式の袴選びに大いに役立つ情報だったかと思います。
着物や袴のサイズは女子大生や専門学校生など一般的な体型の大人の女性であれば試着せずともサイズ表でレンタルできますが、小学生のお嬢様や袴サイズにご不安な場合はぜひ店舗でご試着ください。
ハカマエイトでは専門知識を持ったスタッフがピッタリのサイズの着物と袴をご提案いたします。