目次
袴姿をお写真に残したいという方は、前撮りと当日撮影のどちらを選ばれますか?
それぞれの撮影内容について、メリット・デメリットをご紹介いたします。
また、袴を美しく映す写真撮影時のポイントも合わせてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
卒業式袴姿の前撮りって?
卒業式袴の前撮りとは、卒業式前までにフォトスタジオで記念写真を撮影することです。
着物や袴をお持ちの方や馴染みの写真館やフォトスタジオがある方は、ご自身で前撮りの手配をされますが、卒業式で袴レンタルをされるほとんどの方は、袴レンタル店で提携先のフォトスタジオを紹介してもらい、前撮りの手配までお店に任せます。
では、この前撮りの手配には一体何が含まれるのでしょうか?
卒業式のために初めて袴レンタルする大学生や専門学校生の皆様のために、袴レンタルの申込から前撮り撮影、卒業式当日までの1年間のスケジュールを簡単にご説明していきましょう。
4~5月|袴レンタル・前撮りの申込
いよいよ卒業生になったその年の、4月から5月に袴レンタルを申し込みます。
袴レンタルのピークは6月から7月になりますが、その頃には新作や人気の着物・袴は既に売り切れていることが多く、第一希望の着物・袴を予約するためには、4月から5月に申し込むのがポイントです。
そして、このタイミングで一緒に前撮りを申し込むと、後々かなり楽になります。
袴レンタル店で袴レンタルと一緒に前撮りを申し込まれていると、フォトスタジオへ衣裳の手配、カメラマンや着付け・ヘアセットの手配を任せられます。
自分でフォトスタジオを探す必要がないところも魅力ですよね。
撮影後も着物や袴を脱いでお洋服に着替えて帰宅するだけ。
撮影した衣裳を持ち帰り袴レンタル店に返却しに行く必要もありません。
そのため、多くの方が袴レンタル店で袴レンタルと一緒に前撮りを申し込まれます。
6~9月|前撮り撮影
袴レンタル・前撮りを申し込むと、大体2ヶ月から3ヶ月以内に前撮り撮影を行います。
袴レンタル・前撮りの申し込みが済めば、すぐにでも撮影を行いたいところですが、フォトスタジオの空き枠、衣裳の手配が可能か、ご家族やご自分のスケジュール状況などを確認していくと大体このぐらいの時期になるのです。
そのため、袴レンタルや前撮りの申し込みが遅れれば遅れるほど、前撮り撮影が難しくなります。
人気のフォトスタジオほど直ぐに空き枠が埋まりますし、限られた日程の中でご家族の予定を合わすことが難しくなります。
ご家族写真を撮る機会も、社会人になると早々ありません。
この機会にぜひご家族との記念写真を残せるよう、余裕を持って早めに予約しておきましょう。
3月|卒業式当日
卒業式までに前撮りを行っていると、どんな雰囲気になるのかシミュレーション出来るところが魅力ですよね。
前撮りでお願いしたヘアセットと、また違ったセットにも出来ます。
前撮り時(例)
卒業式当日(例)
より魅力的な袴姿になるために、前撮り時にヘアメイクさんへ沢山相談して卒業式当日に備えましょう。
以下の4点を相談しておくと、より安心して卒業式当日を迎えられます。
・卒業式当日にどんな雰囲気にしたいか
・希望のヘアスタイルに必要な髪の長さや量
・おすすめの髪飾り
・袴に似合うメイクの色味、ポイント
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【あわせて読む】
卒業式袴に合う長さ別ヘアスタイル!袴に映えるヘアアレンジ紹介
前撮りのメリットとデメリット
卒業式袴の前撮りには、家族写真が撮れること、ゆったりと撮影が出来ることの2つのメリットがあります。
対して、スケジュール調整が難しい点や、追加コストがかかる可能性はデメリットになりますね。
実際に前撮りを申し込むか迷っている方に向けて、メリット・デメリットを一つずつご紹介いたします。
メリット①家族写真が撮れる
家族写真が撮影できる点は、前撮り撮影の最大のメリットと言えます。
大学進学で親元を離れた方は特に、普段ご家族で集まる機会が少ないため、撮影の日にご家族で集まることをとても楽しみにされています。
メリット②撮影時間にゆとりがある
卒業式と別日に写真撮影を行う前撮りは、着付・ヘアセット・メイク・撮影の各時間をしっかり確保しているため、落ち着いた気持ちで過ごすことができます。
デメリット①スケジュール調整が難しい
スケジュール調整が難しいところは、前撮りのデメリットと言えます。
人気のフォトスタジオでは2ヶ月先まで埋まっている場合もあり、ご家族やご自身のスケジュールを調整するのに苦労なさるでしょう。
早めに予約し、3ヶ月前までには撮影日とご予定を押さえておくと安心です。
デメリット②追加コストがかかる可能性
追加コストがかかる点も前撮りのデメリットですね。
予めパック内で納められる枚数だけお写真を選べば追加コストはかかりませんが、良いお写真が撮れていると、ついつい沢山購入してしまいます。
ご家族と相談しながら、必要な枚数だけ購入しましょう。
当日撮影のメリットとデメリット
続いては、当日撮影のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
当日撮影とは、卒業式当日に撮影を行うもの。
実は、前撮りを申し込まずに、あえて当日撮影を申し込まれる方もいらっしゃいます。
当日撮影には、前撮りと違いスケジュール調整が不要なことや、前撮りよりもコストを抑えられるメリットがあるためです。
対して、撮影時間が短い、家族写真が撮れないなど当日撮影にもデメリットがあります。
メリット①スケジュール調整が不要
当日撮影は、卒業式当日に袴に着替えた後、そのまま撮影を行うため前撮りのように別日に予定を空ける必要がありません。
就活や試験、卒論で忙しい卒業生にはとっても嬉しいメリットですね。
メリット②コストを抑えられる
卒業式当日に撮影を行うため、別日に衣裳や着付け師、ヘアメイクさんを手配する必要がありません。
そのため、前撮りと比べてコストを抑えられるというメリットがあります。
デメリット①撮影時間が短い
当日撮影には、撮影時間が短いというデメリットもあります。
卒業式の式典に間に合うよう早朝から着付け・ヘアセット・撮影を行うため、せわしなく感じる方や体力を消耗する方もいらっしゃるでしょう。
ゆっくりと支度・撮影を行い方はやはり前撮りがおすすめです。
デメリット②家族写真が撮れない可能性
当日撮影には、家族写真が撮れない可能性もあります。
卒業式当日はタイトなスケジュールのため、予めご家族の撮影をお断りしていることもあるのです。
袴姿での卒業写真をきれいに撮るポイント
前撮りと当日撮影のメリット・デメリットを見たところで、次は写真を撮る時のポイントをご紹介いたします。
袴を着る機会は大学や専門学校を卒業する日だけ、と言う方がほとんどです。
せっかく写真を残すなら、とびきり綺麗に撮影してもらいたいですよね。
ここで、袴姿が綺麗に見えるポイントを見ていきましょう。
袴を美しく見せる姿勢
袴のスラっとしたシルエットを生かすために、写真撮影の際は背筋を伸ばすことを意識しましょう。
頭から足元まで一本の糸で吊られている状態をイメージしながら真っ直ぐ立ちます。
胸を張り、二重顎にならないよう気を付けながら顎を引いてください。
これだけで、お写真が変わります。
身体の向きは正面よりも斜め向き
着物の袖や袴の刺繍を見せるために、身体は若干斜めを向いてみましょう。
お顔だけ正面を向いたお写真と、身体の向きに合わせてカメラから目線を外したお写真、どちらも撮っておくのがおすすめです。
バッグや卒業証書など小物を活用
お写真を撮る際、袴姿だけでももちろん思い出に残りますが、小物を持った写真も何枚か残しておくと良いでしょう。
小物を持つことで袴が引き立てられますし、写真のバリエーションも豊かになります。
小物を持ってお写真を撮るなら、巾着、和傘、卒業証書が定番です。
このような古典柄の卒業式袴をレンタルされた方におすすめです。
最近は洋風のパーティバッグを合わせる方や、ドライフラワーの花束を持たれる方もいらっしゃいます。
このようなバッグはトレンドのくすみカラーやナチュラルカラーなど淡い色合いの袴をレンタルされた方におすすめです。
以下のような袴コーデをお考えの方は、ぜひ合わせてみてください。
袴レンタル店では取り扱っていないので、オリジナルのコーディネートになります。
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前撮り撮影の計画方法
前撮りを検討されている方に向けて、撮影日やフォトスタジオの選び方、前撮り日までに済ませる事をご紹介いたします。
撮影日・撮影時間の選び方
前撮りを行う場合、まずは日程と時間を決めます。
空いている日を選ぶなら、やはり平日が狙い目です。
土日の方がご家族とのご都合を合わせやすいため直ぐに空き枠が埋まってしまうのです。
時間は待ち時間なくスムーズに撮影に入りたいなら9時や10時など、一番早い時間を選ぶのがポイントです。
お昼過ぎの時間帯は人気のため埋まりやすいですし、時間が押していて予約した時間よりも随分後に撮影が始まることもあります。
16時以降の遅い時間ならなおの事、撮影時間が押すと帰宅時間が夜になってしまいます。
大体2時間から3時間ほど前撮りにお時間はかかるので、混んでいる可能性も踏まえて撮影時間を決めましょう。
フォトスタジオの選び方
撮影を行うフォトスタジオも重要です。
昔ながらの写真館のようなフォトスタジオもありますし、ハウススタジオのような立体背景で撮影できるフォトスタジオもあります。
おすすめはやっぱり、ハウススタジオとも呼ばれるお部屋型になったフォトスタジオ。
イマドキのオシャレな雰囲気でお写真が残せますし、ロケーション撮影のように天候を気にする必要もないので人気があります。
前撮り日までに済ませる事
一生の思い出に残るお写真だからこそ、撮影当日までに髪の毛やネイル、まつ毛など美容関係を完璧に終わらせておきたいですよね。
傷んだ髪を整えたり、着物や袴に似合うヘアカラーにしたり、ネイルも和柄にしてみたり。
予めスケジュールを調整し、前撮り日の1週間前には準備しておきましょう。
前撮り当日の持ち物
続いては前撮り当日の持ち物について。
袴レンタル店で前撮りを申し込めば、衣裳などは事前にフォトスタジオへ手配しているため手ぶらで撮影場所に向かえます。
フォトスタジオの控室で着付けやヘアセットを行い、撮影を始めます。
希望のヘアアレンジがある場合、ご自分で用意された髪飾りを持ち込まれる方も。
念のため事前に、フォトスタジオへ確認を取っておきましょう。
当日撮影の計画方法
当日撮影を検討されている方に向けて、卒業式当日のスケジュール調整や撮影場所の選定、必要な準備物についてご説明いたします。
卒業式当日のスケジュール調整
卒業式当日は、式典までに着付けやヘアセットを必ず終わらせておかないといけません。
そのため当日撮影をされる方は、前撮りをされた方よりもハードな一日を迎えることになります。
卒業式の式典は大体10時頃から始まりますね。
式典前に撮影を行う場合、余裕を持って9時頃までには着付け・ヘアセット・写真撮影の全てを終わらせておく必要があります。
もちろん、式典後に写真撮影をされても問題ありません。
ただ、式典後はお友達とお話されることや、各学部・学科で集まりがあることもあるでしょう。
謝恩会を控えている方もいらっしゃるので、式典後に当日撮影をされる方は少数派です。
撮影場所の選定
当日撮影の方は、ハードな一日を迎えることになるとお伝えしました。
式典前に当日撮影をされる方は、撮影場所を出来るだけ着付け会場や美容室の近くで探すのがポイントです。
撮影場所の雰囲気も大事ですが、必ず式典に間に合うようアクセスの良さを優先しましょう。
式典後に当日撮影を検討している方は、衣裳の返却時間に気を付けながらお好みのフォトスタジオを選ばれると良いでしょう。
翌日の返却ができる店舗でレンタルしておくと時間を気にせず撮影していただけます。
【ハカマエイトの卒業式袴宅配ネットレンタル】ならご返却は翌日の午前中まで!
ハカマエイトなら前撮りも当日撮影もセットでおまかせ!
袴レンタル専門店のハカマエイトでは、前撮りも当日撮影も袴レンタルと一緒に申し込みが可能です!
卒業式袴の前撮りが利用できる「前撮りセット」は、前撮り時の着付け・ヘアセット・ポイントメイク、卒業式当日の着付け・ヘアセット・袴を着るための着付けや履物など小物類が含まれています。
さらに、2024年度も『訪問着キャンペーン』にてお母様の訪問着レンタル・着付けを無料で承っています!
毎年大好評の訪問着キャンペーン、卒業式袴レンタル時にぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
卒業式当日に当日撮影が利用できる「プレミアムセット」では、卒業式当日の着付け・ヘアセットと一緒に着付け小物や履物など小物類も一緒にレンタルできます。
着付けやヘアセット・当日撮影を一式申し込めるので、卒業式当日のスケジュール調整も安心ですね。
なによりハカマエイトでは、卒業式当日の支度を学校内や式典会場の近くで承ります。
そのため移動時間が短縮され、かなり余裕をもって一日を過ごせます。
各学校で着付け会場が決まっているので、ハカマエイトの【卒業式袴レンタルの提携学校一覧】からお通いの大学・専門学校をチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は前撮りと当日撮影、それぞれのメリット・デメリットをご紹介いたしました。
前撮りのメリット
・家族写真が撮れる
・撮影時間にゆとりがある
前撮りのデメリット
・スケジュール調整が難しい
・追加コストがかかる可能性
当日撮影のメリット
・スケジュール調整が不要
・コストを抑えられる
当日撮影のデメリット
・撮影時間が短い
・家族写真が撮れない可能性
ハカマエイトでは、どちらのセット内容もご用意しているので、ぜひお近くの店舗でご予約ください。