目次
大学の卒業式にご出席される親御さんに向けて、服装ガイドと注意点をご紹介します。
卒業式には和装とスーツ、どちらでご出席されるでしょうか？
卒業式袴レンタル専門店ハカマエイトがお母様やお父様の和装・洋装のマナーを分かり易くご説明いたします。
親御さんの服装の基本ルール
式典に出席する場合はフォーマルな服装を指定されますが、親御さんが着るフォーマルな服装とはどんなものなのでしょうか。
式典に相応しい服装の種類や色味についてお伝えします。
卒業式に相応しい親御さんの服装とは
洋装で卒業式にご出席される場合は、セレモニースーツなど式典用のスーツになります。
女性用のスーツにはパンツスーツとスカートスタイルがありますが、どちらでも卒業式に相応しいスーツになります。
お母様がパンツスーツを選ばれる時は、ビジネススーツに見えないようセットアップのセレモニースーツや華やかなブラウスを合わせるのがおすすめです。
スカートスーツを選ばれる場合は、スカート丈が短すぎないかご注意ください。
スーツで出席される方の方が多いですが、訪問着や付け下げなど和装でご出席されるお母様もいらっしゃいます。
親御さんが着る卒業式に相応しいカラー
卒業式に相応しいカラーは、黒や紺、グレーのようなダークカラーです。
入学式よりも華やかさを抑えてシックにまとめるのがポイントです。
ただし、黒一色のコーディネートの場合は華やかなアクセサリーを選んで喪服に見えてしまわないよう気を付けましょう。
お母様はブラウスやネックレス、お父様はネクタイで華やかさを出すのがポイントです。
和装で卒業式に出席する場合も控えめな色味がおすすめです。
母親の卒業式服装ガイド
卒業式に相応しい母親向けのスカートスタイル
母親が卒業式にご出席される場合は、セレモニースーツをお召しになるのがマナーです。
パンツスーツとスカートスタイルがありますが、女性らしくスカートやワンピースにジャケットを合わせるスタイルが人気です。
スカートやワンピースの場合、体型をカバーしやすいのが魅力です。
ジャケットを羽織らずにワンピースだけで卒業式に出席することはマナー違反になるので、必ずテーラードジャケットや襟のないノーカラージャケットを合わせましょう。
スカートやワンピースとジャケットとの組み合わせに不安なお母様は、セットアップで卒業式に出席されると安心です。
黒や紺、グレーなど落ち着いた色味を選びましょう。
卒業式に相応しい母親向けのパンツスーツ
最近の卒業式にはパンツスーツの母親も増えたと言われています。
シックな雰囲気でまとまるので、かっこいい雰囲気でスーツを着こなしたいお母様におすすめです。
パンツスーツの中では、体型をカバーできるワイドパンツのスーツも卒業式で人気です。
ワイシャツを合わせるとビジネススーツのように見えたり、華やかさに欠けたりするため、シフォン素材の柔らかなブラウスを合わせるのがおすすめです。
淡いピンクやホワイトの明るい色味のブラウスで、華やかかで女性らしい雰囲気に寄せましょう。
スーツに合わせたアクセサリーの選び方
スーツで卒業式に出席する場合、コサージュやネックレスなどのアクセサリーや、カバン選びも重要ですね。
スーツに合わせるアクセサリーの中では、卒業式以外にも使い回しがしやすいパールのネックレスが人気です。
シンプルなパールのネックレスが首元にあるだけで、上品で華やかな印象が強まります。
コサージュを胸元に付ける方もいらっしゃいますが、絶対に付ける必要があるアクセサリーではありません。
お召しになるスーツやネックレスとの相性を見ながら決めましょう。
また、スーツに合わせてパンプスも準備しておきましょう。
3～5cmのヒールがあるパンプスがおすすめです。
ベージュ系のパンプスは華やかな雰囲気になり、黒や紺などスーツと同じ色味の場合はスッキリまとまった印象になります。
黒いシンプルなパンプスを一つ持っておくと冠婚葬祭で頻繁に使えるため便利です。
スーツに合わせるバッグは、小さなハンドバッグを合わせます。
本革や布製の素材で必要最低限のものだけを入れましょう。
書類を持ち帰る必要が出てくるかもしれないので、A4サイズの黒いサブバッグを持っておくと安心です。
訪問着での参列も
スーツで卒業式に出席する方が多いですが、中には和装姿のお母様もいらっしゃいます。
和装で卒業式に出席する場合は、「訪問着」や「付け下げ」「色無地」のいずれかを着用します。
卒業式には薄いグレーや水色など上画像のような「訪問着」が人気ですが、卒業式は少し華やかさを抑えたいという方には「付け下げ」がおすすめです。
訪問着よりも少し控えめなデザインになります。
「色無地」の着物は、訪問着や付け下げと同様に、お茶会などに参加できる着物です。
柄が全くないシンプルなデザインなので、卒業式の主役であるお嬢様を引き立てることができます。
父親の卒業式服装ガイド
父親として卒業式にご出席される場合は、スーツが一般的です。
ですがスーツにも種類があり、お父様がお召しになる男性用のスーツには正礼装、準礼装、略礼服の3種類があります。
一番格式が高いスーツが正礼装で、次に準礼装、最後に略礼服となります。
卒業式に相応しい父親向けのスーツとは
まず正礼装とは、モーニングコートやイブニングコートなど結婚式で新郎新婦の父親が着るスーツです。
次に準礼装とはディレクターズスーツやタキシードと呼ばれ結婚式に主賓として招待された方やスピーチを担当された方が着るスーツです。
略礼服とは、ブラックスーツ、ダークスーツと呼ばれる結婚式に招待されたご友人や知人が着るスーツです。
卒業式に相応しいスーツは、最後の略礼服と呼ばれるブラックスーツやダークスーツになります。
モーニングスーツやディレクターズスーツなどは格式が高すぎて、卒業式では浮いてしまいます。
ブラックスーツとダークスーツの違い
ブラックスーツとダークスーツ。
名前が似ていて同じスーツのことを指しているかと思いきや、明確な違いが存在します。
ブラックスーツもダークスーツも冠婚葬祭に出席できるフォーマルなスーツですが、どちらかというとブラックスーツの方が格式高いスーツです。
ブラックスーツはビジネスで着用する黒いスーツよりも黒い、漆黒のスーツです。
ダークスーツには、黒はもちろん濃紺やチャコールグレーなど重厚感のある暗めの色が含まれます。
ビジネスでも使用でき、お葬式への参列も可能できる万能スーツです。
ですが、フォーマルな場にはやはりブラックスーツでの参列が推奨されているため、事前に用意が可能であればダークスーツよりもブラックスーツで参列しましょう。
父親が着る男性用スーツコーデのポイント
ブラックスーツやダークスーツをお召しになる場合のシャツ、ネクタイ、靴の選び方についてご説明いたします。
シャツの選び方
レギュラーカラーやワイドカラーと呼ばれる一般的なワイシャツを選びましょう。
ボタンダウンと呼ばれる襟羽の先にボタンが付いたワイシャツはカジュアルな印象になるため避けた方がいいでしょう。
また、カッタウェイと呼ばれる襟羽が180度開いたワイシャツはノーネクタイ用のワイシャツのため卒業式には着用できません。
シャツの色合いは、白や薄い水色など淡い色を選んで華やかさを出すのがポイントです。
ネクタイの選び方
濃い色味のスーツに合わせて紺やボルドーなど重厚感のある色味のネクタイを合わせるのがおすすめです。
華やかさを出すためにシルバーのネクタイを合わせるのも人気です。
靴
卒業式でお父様が履く革靴にも種類があります。
「内羽根（うちばね）式」と呼ばれる、革靴の紐を留める箇所が全開していないデザインで、つま先に横一文字の切り替えが入った「ストレートチップ」の革靴がおすすめです。
「ストレートチップ」の革靴がなければ、切り替えがない「プレーントゥ」もフォーマルな場に適した革靴ですので卒業式に着用できます。
また、同じ革靴でもローファーやタッセルシューズはデザイン性が高くカジュアルな印象を与えるので式典の場に履いて行くことは避けましょう。
卒業式のエチケットとマナー
お母様とお父様が卒業式に参列する上で気を付けたいエチケットとマナーをご紹介します。
母親の服装で気を付ける事①
2～3月に行われる卒業式。
まだ寒い季節ではありますが、防寒対策のためにタイツや黒いストッキングを選んではいけません。
卒業式などの式典では、タイツの着用はマナー違反。
ストッキングも肌色を選びましょう。
母親の服装で気を付ける事②
もしお母様が卒業式の服装に着物を選ばれるなら、色味や柄に気を付けましょう。
卒業式の主役は袴を着られるお嬢様です。
このように大変華やかな袴姿になるお嬢様を引き立てるために、お母様がお召しになる着物はなるべく控えめな色や柄にしましょう。
総柄や大きな柄、赤やオレンジなど派手な色味はマナー違反になります。
父親の服装で気を付ける事
卒業式のマナーとして保護者の方は白いネクタイをつけてはいけないので、お父様は濃い色味のネクタイを選びましょう。
結婚式の参列者は白い無地のネクタイを付ける慣習がありますが、卒業式では先生や来賓の方だけが着用します。
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卒業式袴レンタル専門店のハカマエイトでは、毎年卒業式の袴レンタルと一緒に前撮りプランをご案内しています。
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また、こちらの前撮りプランは毎年期間限定のプランです。
卒業式が近づくと受付が終了しますので、ぜひお早めにお申し込みください。
卒業式に出席する親御さんの服装｜まとめ
卒業式に出席する親御さんの服装について、お母様もお父様もバッチリでしょうか？
簡単に、今回の内容をまとめてみました。
お嬢様の卒業式にご出席される場合は、ぜひお役立てください。
母親の服装について
・セットアップのセレモニースーツが便利
・色は黒、紺、グレーなど
・タイツ、黒いストッキングは避ける
・和装の場合は訪問着、付け下げ、色無地のいずれかの着物で
・ハカマエイトだと前撮り時に訪問着のレンタルができる
父親の服装について
・ブラックスーツ、お持ちでなければダークスーツ
・ワイシャツの種類はレギュラーカラーやワイドカラー
・ワイシャツの色味は白や薄い水色など淡い色
・ネクタイは紺やボルドー、シルバー
・革靴は内羽根式のストレートチップ
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