目次
卒業式は、学生生活の集大成を飾る特別な日。特に、袴を着用することでより一層華やかに、そして記憶に残るものにします。
ですが、美しい袴姿を完成させるためには、「袴の選び方」、「着付け」、「レンタルサービスの利用方法」など、事前に知っておくべきことが数多くあって大変ですよね。
そこで今回は、袴のレンタルから着付けまでの流れをスムーズに進めるためのポイント、袴の着付けに必要なアイテムなど、初めての方でも安心して準備を進められるように解説していきます。
卒業式用のレンタル袴の着付けについての疑問があるならぜひチェックしてみてください。
【袴レンタル専門店ハカマエイトの各ショップ来店予約はこちら】
卒業式に袴がおすすめな理由
大学や専門学校の卒業式に出席する女性の服装は、以下のような袴姿が定番です。
ですが必ずしも、袴姿でなければいけない決まりはありません。
式典に出席できるようなフォーマルなワンピースやスーツでも問題はないのです。
それではなぜ多くの女性が袴を選ぶかというと、袴を着る機会が卒業式だけだから。
教員になられる方は今後も袴を着る機会があるかもしれませんが、多くの女性は大学や専門学校を卒業される時にしか袴を着ることはありません。
結婚式ではドレスや振袖、留袖を着用しますから、限られたこの機会に袴を着てみたいという思いで、卒業式に袴姿を選ばれるのです。
*****
【あわせて読む】
大学の卒業式に着る服装のおすすめは?晴れ着のルールや選び方を解説
袴の着付けはどこでするの?
まず初めに気になることは、袴の着付け場所。
袴はレンタル店で借りたらいいですが、着付けもやってもらえるのか、自分で美容室を探すことになるのか、それともまた違う選択肢があるのか…。
簡潔にお伝えすると、袴の着付けは次の方法で可能です。
・袴レンタル店で着付けを予約する
・美容室で着付けを予約する
・自宅にてセルフ(自分)で着付ける、もしくは専門の着付け師に着付けてもらう
それぞれの着付け相場はどうなる?
上で挙げた3つの方法のうち、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで次に、「袴レンタル店」「美容室」「着付け師」のパターン別に、それぞれのメリット・デメリットと費用の相場を見ていきましょう。
①袴レンタル店で着付けを予約する場合
袴レンタル店のメリット
・着付けが綺麗
・袴レンタルと一緒に予約できるため便利でお得
袴レンタル店のデメリット
・着付けだけの予約ができないお店もある
袴レンタル店の着付け相場
・10,000円程
袴レンタル店で「着付けだけ」を予約する場合、相場は10,000円程。
あくまでも袴レンタル店なので着付けだけの予約ができないお店もありますが、着付けの出来栄えはベストでしょう。
袴を専門に扱うレンタル店では、「100人以上の袴を着付けてきた」というベテランのスタッフが常駐していることが多いので安心して依頼できます。
以下のお写真のように美しく袴を着付けてもらえます。
また大体の袴レンタル店では、着付けやヘアセットが含まれた「パック」を用意しています。
袴レンタルと一緒に予約できるため、とても便利ですし、何よりパックなので「着付けだけを依頼するよりもお得に利用できる」ところが魅力です。
袴レンタル店で着付けを予約したい方は【袴レンタル専門店ハカマエイトのプラン詳細】をご確認ください。
②美容室で着付けを申し込む場合
美容室のメリット
・着付けだけではなくヘアセットも一緒に依頼できる
美容室のデメリット
・早朝に予約すると「早朝料金」が発生する
・着付けだけの予約ができるか確認が必要
美容室の着付け相場
・5,000円~8,000円程
美容室で「着付けだけ」を申し込む場合、相場は5,000円~8,000円程です。
こちらも着付けだけではなくヘアセットも一緒に依頼するのがほとんど。
その場合、着付け+ヘアセットで10,000円~20,000円程になります。
また、早朝に予約すると「早朝料金」が発生する場合も。
着付けを予約する時に通常料金とは別途で早朝料金がかかるか確認しておきましょう。
③着付け師を呼んで自宅で着付けてもらう場合
着付け師を呼ぶメリット
・自宅で着付けが出来るから楽
着付け師を呼ぶデメリット
・交通費、指名料、早朝料金がかかる可能性がある
着付け師を呼ぶ相場
・6,000円~10,000円程
自宅に着付け師を呼んで袴を着付けてもらう場合、相場は6,000円~10,000円程。
追加で「交通費」や「指名料」が発生する場合があるので事前に確認が必要です。
また、美容室同様に早朝料金が発生するかどうかも確認しておきましょう。
④セルフ着付けの場合
セルフ着付けのメリット
・費用がかからない
セルフ着付けのデメリット
・事前に練習が必要
セルフ着付けの場合は、ご自身で袴を着付けることになるので費用がかからないところが嬉しいですね。
ただ、卒業式当日に着崩れなく袴を着こなすために事前に着付けの練習はしておきましょう。
*****
【あわせて読む】
卒業式袴の着付け方!初心者向け女袴の簡単着付け
着付けを依頼する場合の予約時期
それぞれの袴の着付けのメリット・デメリットを踏まえたところで、次にそれぞれの方法で着付けを依頼する際の「予約時期」について見ていきましょう。
①袴レンタル店予約:夏までなら安心
袴レンタル店で着付けを予約する場合、夏までに予約しておけば安心でしょう。
同じ学校に通われている方たちは、卒業式の日が同じ。そのため、着付けの予約日時がすぐ埋まってしまうため、余裕を持って早めに予約されるのがおすすめです。
たとえば、卒業式当日の着付け時間を心配される方の場合、6月時点で袴レンタルと着付けの予約をされています。
卒業式の式典に間に合うベストな時間から埋まり始めるので、予約が遅れると「5時半」など早朝からの着付けになってしまうため要注意です。
学内着付け予約:1月まで予約可能
また袴レンタル店で着付けを予約する場合、お店によっては学校内で着付けを行ないます。
学校ごとに学生全員の着付けが終わるよう時間を設定するので、1月頃までは着付け枠の心配をせず予約可能です。
ただ、卒業式間際となる2月に入ると学校内での着付けは出来ず店舗で着付けをしていただくことに。
その際店舗の着付け枠が埋まっていたら、美容室を探したり着付け師を呼ぶことになります。
②美容室予約:11月から12月までに
美容室で着付けを依頼する場合は、11月頃から受付が開始となります。
着付けができる美容師が限られているので美容室で着付けを希望なら受付開始すぐに予約していただくのがおすすめです。
③着付け師予約:12月から卒業式の2週間前までに
出張着付けサービスの会社、または個人の着付け師宛に予約することになるので、受付開始時期や最終予約時期は様々。
大体2~3か月前から予約の受付が始まり、依頼日の2週間前から3日前までが最終受付という形になります。
予約時期がギリギリだと、希望の着付け師のスケジュールが合わなかったり、午後からの着付け枠しか空いていなかったりするので注意が必要です。
また、着付け師を呼ぶ場合、予約方法はインターネットや電話になります。
インターネットで「袴 着付け 出張」などで検索して探してみてください。
袴の着付け、所要時間は?
さて、着付けの相場や予約先についてはお分かりいただけたかと思います。
次はベストな時間に着付けを予約するために、袴の着付けに必要な所要時間を知りたいですよね。
袴の着付けは、約30分あれば完了します。
ほとんどの方が利用されるヘアセットにも、大体30分程度。
ですので1時間ほどあれば袴姿へと変身し卒業式にご出席いただけます。
着付けに必要な持ち物、全部ご用意できてますか?
最後に、卒業式当日スムーズに着付けをしてもらうために、着付けに必要な持ち物をおさらいしましょう。
袴レンタル店だと卒業式当日に追加でレンタルすることも可能ですし、そもそもパックに含まれていることがほとんど。
袴レンタル時に「自分で持っていくものは特にないですよ」と聞いているお嬢様もいらっしゃるでしょう。
ですが美容室で袴を着付ける場合や、着付け師を自宅に呼ぶ場合は「着付けに必要な持ち物や小物類はご自身でご用意ください」と言われることがほとんど。
袴を着るために必要な持ち物は次の14点になります。
卒業式当日に慌てないよう、事前にチェックしておきましょう。
・着物
・袴
・和装下着(ノンワイヤーのキャミソールでも代用可能)
・長襦袢(半衿が縫い付けてあるもの)
・重ね衿(着物に縫い付けてある場合も)
・半幅帯
・薄めのフェイスタオル(4枚程度)
・腰紐(3本)
・伊達締め(1本)
・衿芯
・足袋(ブーツの場合は不要)
・髪飾り
・バッグや巾着
・草履やブーツ
当日までに要チェック!!半衿は縫い付けておく
卒業式当日、いよいよ袴を着付ける!となった時、慌てることのないように「長襦袢に半衿が縫い付けてあるか」を確認しておきましょう。
袴レンタル店で長襦袢をレンタルされる場合は心配ありません。
以下のお写真のように、ほとんどの予め長襦袢に半衿が縫い付けられているためです。
注意して確認していただきたいのは、ご自分で長襦袢を用意される場合。
縫い付けていないと着付けることが出来ないので、卒業式当日に急いで対応しないといけません。
着付けやヘアセットなど当日の支度時間が遅れ、もしかすると式典に間に合わなくなるかもしれません。
事前に長襦袢に半衿が縫い付けてあるか確認し、別々の場合はしっかり縫い付けておきましょう。
ハカマエイトなら店舗・学校内でも着付けが出来る!
ここまで袴の着付け方法として、袴レンタル店・美容室・着付け師への依頼の3つをご紹介いたしました。
実は袴レンタル店のハカマエイトでは、店舗(大阪梅田・天王寺・関大前・神戸三宮・京都河原町・奈良)の他に4つ目の選択肢「学校内・卒業式会場の近く」で袴の着付けが可能です。
各地の大学・専門学校と提携を結んでいるハカマエイトは、卒業式が行われる学校内で着付けが出来るよう学校側と提携しています。
袴に着付けてもらった後、そのまま卒業式会場に徒歩で参加できるので、学生さんたちからご好評。
学校内や卒業式会場の近くで着付けができる提携校一覧は、【ハカマエイトが提携している学校一覧ページ】にまとめています。
袴レンタル自体も学校内で可能な学内展示会も開催しているので、ぜひ確認してみてください。
しかもハカマエイトなら店舗で袴レンタルしても、通っている学校がハカマエイトと提携していれば卒業式当日の着付けを学校内や会場の近くで可能。
学内展示会の開催が遠い場合は、先に店舗で気になる袴を予約しておくのがBestです!!
まとめ
以上で、袴の着付けに関するお話は終わりです。
袴レンタル店・美容室・着付け師への依頼、あなたはどの方法で袴を着付けてもらいますか?
レンタルする袴のデザインも、もちろん見栄えに直結しますが、着付け方が美しいか、そうでないかも重要です。
移動が多い卒業式当日、着崩れないようしっかりと着付けてもらってください。
ハカマエイトなら卒業式当日に着付けを学校内でも承っています。